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2011年05月13日

一体改革厚労省案 マニフェスト、踏み込めず

厚生労働省の社会保障改革案は、低所得者対策や貧困・格差対策の拡充を目指す一方、社会保障費用の抑制にも一定の配慮をした内容だ。とりわけ強調されたのが「世代間の公平」だ。年金制度改革では、裕福な高齢者には年金支給額を抑制することを念頭に「能力に応じた負担」を求めることを盛り込んだ。

 だが、民主党マニフェスト(政権公約)で掲げられた政策で踏み込んだ記述はなかった。一体改革に野党側の理解を得るためにはマニフェスト見直しが不可欠のはずだったが、民主党側の反発を恐れて「触らぬマニフェストにたたりなし」という思いがにじむ。

 マニフェストの柱だった子ども手当や後期高齢者医療制度の廃止については触れずじまい。子ども手当は「与野党協議の結果を踏まえて検討する」(厚労省幹部)方針だ。

 年金制度改革では、税財源による最低保障年金制度を検討するとしているが、「一定の準備期間が必要」と先送りの姿勢をとった。民主党が月額7万円とした具体額も示していない。すべての職業の人が加入する所得比例年金に関しても将来的な課題と位置づけ、厚生年金と共済年金の一元化を先行。現行制度を前提とした改善策が目立つ。

 これまで厚労省が模索してきた給付抑制策についても踏み込み不足だ。介護の必要度が低い「要支援者」の自己負担引き上げや、高齢者医療制度で70~74歳の窓口負担を引き上げる案も見送られている。


「将来年金はどうなるの~?」といった不安、皆さんお持ちでしょうが、国はどうも具体案を出してこない様子。
現状震災の復興が最優先課題とはいえ、それはないやろう。こういうときこそ一体化の改革が必要なのでは?


「ベストウェイ通信」


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投稿者 best : 2011年05月13日 08:37

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