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2011年06月07日

ページ数、約43%増…新検定教科書、教師はどう見る?

少し古い記事だが、気になっていたこと。(神戸新聞より)

学習指導要領の改定を受け、理科や算数を中心に分量が大幅に増えることになった小学校の教科書。兵庫県内各地でも、来春から使用される教科書の展示会が開かれた。会場を訪れ、関係者らから聞いた感想や、具体的に変わった点などを紹介する。(黒川裕生)

 新教科書は、学力低下を招いたとして批判された「ゆとり教育」からの脱却を目指すのが大きな特徴。各教科の平均ページ数の合計が、現学習指導要領下の2000年度検定より42・8%増えたという。兵庫県内でも6月中旬から約2週間、図書館や公民館など計30カ所の公共施設で、検定に合格した教科書が展示された。

 ある出版社の小学6年算数の教科書。現行のものはアニメ風の絵を多数使い、物語仕立てにするなど親しみやすさを前面に押し出しているのに対し、新教科書からはそうした趣向が姿を消している。とはいえイラスト類は従来と変わらず多い。さらにピザの大きさやピラミッドの体積を求めさせるなど発展的内容の項目を充実。全ページ数は、109から124になっている(下巻)。

 また、同じ小6でも理科は顕著に違いがあった。上下巻計122ページが1冊にまとまり、172ページに。また現行の教科書は「大半が写真とイラスト」という印象が強かったが、イラスト類を一回り小さくするなどして、その分文字数を大幅に増やしている。

 大阪市に本社を置く教科書会社の担当者は「基礎的な分野は省略せず、しっかり身につけさせることを重視して構成してある。また子どもが学ぶことと先生が教えることの両方をきちんと示すことで、若い先生が指導の参考にできるよう気をつけた」とする。また紙質を変えることで、厚みや重さの増加は最小限に抑えているという。

 教科書展示会の会場のひとつ、神戸市総合教育センター(同市中央区)。小学校教諭の40代女性は社会科に注目した。「字が少し小さくなり、写真資料も色が鮮明になった。ページや内容はそれほど増えたような印象は受けなかった」。2009、10年度は学習指導要領の移行期間に当たるため、すでに補助教材を使いながら教え始めているといい、「負担が劇的に変わるということはなさそう」と受け止める。

 ある教育関係者は「イラストなどで親しみやすさを保ちながら、子どもの理解度を促そうという工夫と苦労が感じられる」と評価。「とかく分量増が取りざたされるが、むしろ教えやすくなるのでは」と期待を寄せる。

 新教科書は8月31日までに各市町の教育委員会で採択され、新年度から使用が始まる。

~実際の教科書、見ましたが、確かに「教える側」には好評なの、よくわかります。でもでも、実際子どもたちはそう思っていないようですよ。いきなり最小公倍数、最大公約数って・・・。もう少し流れを考えてほしいなぁ。~


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投稿者 best : 2011年06月07日 08:42

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