「試験が終わったけど、自分は何点くらい取れているんだろう」「合格発表まで、どう過ごせばいいのか」。この記事は、第29回ケアマネ試験を受けたみなさんに向けて書いています。
先に結論をお伝えします。自己採点は「解答速報で1問ずつ○×をつける → 介護支援分野と保健医療福祉サービス分野に分けて数える」の順で進めます。合計点ではなく、分野ごとに数えるのがポイントです。合格発表は2026年11月24日(火)の予定です。
第29回ケアマネ試験と合格発表の日程
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年(令和8年)10月11日(日) |
| 出題数 | 全60問(5肢複択方式) |
| 受験者数 | 全国51,622人(10月16日時点で各都道府県から報告された数の合計) |
| 合格発表 | 2026年11月24日(火)予定(全国統一) |
※受験者数は厚生労働省、合格発表日は兵庫県の案内より。合否の通知や受験番号の掲載方法は都道府県ごとに違うので、受験した都道府県の案内も確認してください。
自己採点のやり方(4ステップ)
ステップ1 問題用紙に書いた自分の答えを確認する
試験中に問題用紙へ印をつけていた人は、その印が自分の答えです。印がはっきりしない問題は、無理に「たぶんこれ」と決めず、「不明」として分けておきます。あとで点数を甘く見積もらないためです。
ステップ2 解答速報で1問ずつ○×をつける
解答速報と照らし合わせて、1問ずつ○×をつけます。ケアマネ試験は1問1点です。その問題で選ぶべき選択肢をすべて合わせられていたかで判断してください。
ステップ3 分野ごとに数える
合否は分野ごとに判定されます。合計点ではなく、次の2つに分けて正解数を数えてください。
- 介護支援分野(25問)
- 保健医療福祉サービス分野(35問)
ステップ4 割れている問題は別にメモしておく
解答速報は、出しているところによって答えが分かれる問題があります。そういう問題は「どちらの答えなら何点か」を両方メモしておくと、あとで落ち着いて見直せます。正式な正答は、都道府県が合格発表の時期に公表します(第28回では、合格発表のころに正答番号と合格基準が公表されました)。
合格基準の考え方
ケアマネ試験の合格基準は、分野ごとに「正答率70%を基準に、問題の難易度で補正する」とされています。両方の分野でそれぞれ合格点に届いた人が合格です。参考までに、前回(第28回)の合格点は次のとおりでした。
| 分野 | 問題数 | 第28回の合格点 |
|---|---|---|
| 介護支援分野 | 25問 | 18点 |
| 保健医療福祉サービス分野 | 35問 | 25点 |
※長崎県が公表した第28回の正答番号・合格基準より。合格点は毎回の難易度で変わるので、今回もこの点数になるとは限りません。
ぼくが「予想点」を出さない理由
毎年この時期になると、「先生、今年の合格点は何点ですか?」とたくさん聞かれます。気持ちはとてもよくわかります。それでもぼくは、予想点を出さないことにしています。
合格点は問題の難易度で補正されるので、予想するのは本当に難しいからです。そして、予想した数字ひとつで、受験生のみなさんの気持ちや、その後の動き方が大きく変わってしまうこともあります。人生を左右しかねない数字を、簡単には出せません。
ネットには「今年の合格点は○点」という情報も出てきますが、正式な合格基準は合格発表のときに公表されるものだけです。自己採点は分野ごとの点数を把握するところまでにして、あとは正式な発表を待ちましょう。
自己採点のチェックリスト
- 問題用紙の自分の答えと、解答速報を手元に用意した
- はっきりしない答えは「不明」として分けた
- 介護支援分野と保健医療福祉サービス分野に分けて数えた
- 答えが割れている問題をメモした
- 受験した都道府県の合格発表の方法(通知の郵送・受験番号の掲載)を確認した
よくある質問
Q1.60問の合計点が高ければ合格ですか?
いいえ。合否は分野ごとに判定されます。合計点が高くても、どちらかの分野が合格点に届かなければ不合格です。必ず分野別に数えてください。
Q2.前回の合格点に届いていれば、今回も合格ですか?
そうとは限りません。合格点は正答率70%を基準に、その回の問題の難易度で補正されます。前回の合格点は、あくまで目安のひとつとして見てください。
Q3.正式な正答や合格基準は、いつわかりますか?
合格発表は2026年11月24日(火)の予定です。前回は、合格発表のころに都道府県から正答番号と合格基準が公表されました。受験した都道府県の案内を確認してください。
まとめ:まずは分野ごとに数えるところから
自己採点は、解答速報で○×をつけて、分野ごとに数えるだけです。合格発表まで、点数が気になって落ち着かない人も多いと思います。数字に振り回されすぎず、正式な発表を待ってください。みなさん、本当におつかれさまでした。

